モード変更パーツについて

アイアンロックプレートの前後につくジョイントパーツは①標準タイプの他②モード変更パーツがあり、二つの金具により以下の合計3種類のモードを切り替えることが出来ます。
①標準
②–1レースモード
②–2カービングモード
また、このモードはそれぞれ前後両方、またはトップ側だけ、テール側だけと3種の使い方があり合計9通りの乗り方が可能です。

ライダーからのアドバイス

ライダー今井凌

カービングモードは隙間が空いてる分良くしなります。
レースモードは隙間が少ない分固く感じます。
ノーズ側をカービングモードにするとノーズのとらえが良くなると感じます。
レースモードは硬くなるので前足に乗りすぎている人などノーズのハリを使いたい人におすすめです。
ノーズを良く使いたい人はノーズ、ターンの抜けがさらに欲しい方にはテールモードがオススメです。
今井凌プロ
rider

今井凌プロ 19歳
ジュニア世界選手権出場やJSBAプロ戦優勝など国内だけでなく海外での経験を持つプロスノーボーダー

ライダー大島さくら

トップ側はテール側につけた時よりもテールで操作しやすくなる。かつ反発に固さがありパワーを次に繋げやすく感じます。私は、ノーズでターン始めを操作する癖が少しあり、それが制御されてしまう感覚があったのでトップ側はレースモードにはしていません。
テール側にモード変更パーツをつけた場合
レースモードの方が、板からくる反発の強弱がはっきりするように感じます。 前後どちらもカービングモードのときは、レースモードでは出ない板の粘りのようなものを感じます。粘りと言ってものっぺり、という感じではなく雪に深く根深く圧がかかるようなイメージです。
前後にレースモードは、1度アイシーな中国のバーンで試したことがあります。
GSのように長く乗る際は、板の粘度が増す感じでアイスバーンに板もよく噛んだ感覚がありました。SLだと少し私には強度がありすぎて操作が鈍ってしまいました。
大島さくら
rider

ナショナルチーム所属 世界ジュニア選手権2021出場
大島さくらホームページ